扱いやすさで選ぶ

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扱いやすさが重要となる汚泥脱水機

汚泥脱水機は、様々な汚泥処理に対応でき、多くの機能を搭載した便利な機械です。しかし、脱水機を導入したことで運用に手間がかかり、操作が難しく研修を受けた限られた人しか扱えないようでは、効率化は実現できません

濃縮部と脱水部にタンクやポンプなど必要な機器がパッケージ化され、見やすい制御盤が付いたものを選ぶとよいでしょう。自動運転で運用の手間がかからず、誰が見てもわかる制御盤であれば、脱水処理に関するコスト低減や効率化が実現できます。

操作が難しい汚泥脱水機が生んでしまう人件費

導入(研修)コスト

汚泥脱水機の操作や運用方法が複雑な場合、事前に説明や研修を受ける必要があります。担当者1人だけというわけにはいかないため、複数の人間が受講することになるので、研修費用も多くかかります。

担当者の異動や退職の度に研修が必要になり、時間と手間がかかる上、メーカーなどの外部研修であれば、その度に費用が発生するでしょう。社内で引き継ぐにしても、引き継ぎ書の作成や作業説明など多くの時間を取られることになります。

メンテナンスコスト

汚泥脱水機には消耗品となる部品があります。ろ布やスクリューなど、使っているうちに摩耗するので交換が必要です。どれくらいの期間で交換するのか、費用はどれくらいか、交換頻度や部品費用によっては、コストが大きくなる可能性があります。

使用する薬品(凝集剤)の種類や量によってもコストに差が出るため、安価な薬品で処理できるのか、高価な薬品でも少量で済むのか検討が必要です。定期点検の費用や頻度も確認しておいた方がよいでしょう。

修理コスト

汚泥脱水機が故障したときの修理費用も気になるポイントです。長く使う機械なので、交換部品の取り扱いがなければ買い替えることになってしまいます。どのくらいの期間、部品を取り扱っているのか確認しておくと安心です。

万が一故障した場合、すぐに修理を依頼したいものですが、土日祝などに依頼する場合は、修理費用が割り増しになると考えられます。出張修理を依頼した場合の費用なども、修理費用プラスアルファが必要になるでしょう。

業種別で選ぶ
おすすめ汚泥脱水機3選を見る

導入業種別 汚泥脱水機3選
多重板型スクリュープレス脱水機 MDシリーズ
画像引用元:鶴見製作所公式HP
(https://www.tsurumipump.co.jp/products/Water_Treatment_Equipment/detail/MDQ.php)
多重板型スクリュープレス脱水機
MDシリーズ
処理能力 3~216kgDS/h
全長 1,790~3,720mm

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画像引用元:東洋スクリーン公式HP
(https://www.toyoscreen.co.jp/product/?id=1488515606-682526&ca=7)
TS式ドラム型絞り脱水機
処理能力 要問合せ
全長 要問合せ

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画像引用元:IHI公式HP
(https://www.ihi.co.jp/separator/products/decanter/mw.html)
スクリュウデカンタ形遠心分離機
HS-MW形
処理能力 3~120㎥/h
全長 1,550~6,240mm

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IHIに
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※1 参照元:鶴見製作所公式HP(https://www.tsurumipump.co.jp/products/Water_Treatment_Equipment/detail/MDQ.php)

※2:2025年8月調査時点:参照元:鶴見製作所公式HP(https://www.tsurumipump.co.jp/products/Dehydrators-Series/)

※3 参照元:東洋スクリーン公式HP(https://www.toyoscreen.co.jp/product/?p=1&ca=7)