鶴見製作所

目次

鶴見製作所の特徴

低濃度汚泥にも対応し、
作業負担やコストの削減を実現

従来処理が難しかった 0.5%程度の低濃度汚泥でも安定して脱水可能にする技術により、食品工場や製油工場など、水分の多い汚泥が発生する現場でも濃縮工程を省き、直接処理することが可能。省エネルギー・省人化・処理コスト削減を同時に実現できます。

さらに、目詰まりしにくい構造とセルフクリーニング機能を備え、洗浄水量も少なく済むため、水道料金や排水処理費の削減にも貢献。ポンプ技術と組み合わせることで、取水から排水、汚泥処理までを一貫して支える総合力が、鶴見製作所の強みです。

食品製造においてランニングコスト
約10万円/月の削減実績

食品製造業での汚泥脱水機において、ランニングコストや作業時間の削減に実績を持っています。

  • 食肉加工工場で、省電力化と含水率低減により、1か月あたりのランニングコストが約10万円削減
  • 製菓工場で目詰まり解消により、作業時間が約75%以上の削減
  • 惣菜工場で洗浄や部品交換の手間が削減され、部品費・維持管理費が約25%削減

これらの実績から、コスト削減や効率化を目指す食品製造業において導入に適した企業と言えます。

※2025年8月確認時点:参照元:鶴見製作所公式HP(https://www.tsurumipump.co.jp/products/Dehydrators-Series/)

鶴見製作所のアフターフォロー体制

大阪に本店・東京に本社を置き、全国に10支店・41営業所を配置している鶴見製作所(※)。北海道から沖縄まで、幅広いサービスネットワークを展開しています。
営業所ごとに専門知識のある営業担当者が、保守・点検をしてくれるフォロー体制が整っています。

※2022年3月時点。

鶴見製作所の取り扱い製品

多重板型スクリュープレス脱水機 MDQ-101

目詰まりしない構造のため、加圧浮上フロスのような含油汚泥の処理に適した汚泥脱水機です。濃縮部と脱水部2つの構造を持ち、従来の脱水機では難しかった0.5%程度の低濃度汚泥の処理ができます。幅広い汚泥処理の対応が可能です。

ティーボーグ
引用元HP:鶴見製作所公式HP
https://www.tsurumipump.co.jp/products/Water_Treatment_Equipment/detail/MDQ.php
脱水方式 スクリュープレス型
処理能力 3~6kgDS/h
想定濃度 0.5~2.0%
ケーキ含水率 記載なし
サイズ 1,790mm(W)×900mm(D)×1,821mm(H)
消費電力 0.6KW
要メンテナンス項目 記載なし

多重板型スクリュープレス脱水機 MDC-102

食品工場で発生する加圧浮上フロス(余剰汚泥との混合)など、含油汚泥の処理に適した脱水機です。濃縮部と脱水部がある構造のため、0.5%くらいの低濃度汚泥から、高濃度汚泥まで幅広く処理できます。簡単操作による自動運転も可能です。

脱水方式 スクリュープレス型
処理能力 6~12kgDS/h
想定濃度 0.5~2.0%
ケーキ含水率 記載なし
サイズ 1,840mm(W)x1,000mm(D)x1,260mm(H)
消費電力 0.4KW
要メンテナンス項目 極めて少量の洗浄水で本体ににじみ出た汚泥をシャワーリング

多重円板型脱水機 JD-500

脱水原理が重力ろ過と圧搾の、省エネルギーな脱水機です。目詰まりしにくい構造で、加圧浮上フロスなど含油汚泥の処理に適しています。動力制御盤と洗浄水タンク内蔵のコンパクト設計なので、設置場所に困りません

脱水方式 多重円板型
処理能力 12~40kgDS/h
想定濃度 記載なし
ケーキ含水率 記載なし
サイズ 2,207mm(W)x1,035mm(D)x1,827mm(H)
消費電力 1.65KW
要メンテナンス項目 記載なし

高効率多重円板型脱水機 HJD-1500

多重板型スクリュープレス濃縮機構で、大処理量に対応しています。生物処理後の余剰汚泥や加圧浮上フロスなど、さまざまな混合汚泥が処理でき、国内外特許登録済です。高いメンテナンス性とコストパフォーマンスを実現しました。

※参照元:鶴見製作所公式HP(https://www.tsurumipump.co.jp/products/Water_Treatment_Equipment/detail/HJD.php)

脱水方式 多重板型スクリュープレス
処理能力 72〜120kgDS/h
想定濃度 0.3~3.0%
ケーキ含水率 記載なし
サイズ 3,715mm(W)×2,600mm(D)×2,200mm(H)
消費電力 5.9KW
要メンテナンス項目 記載なし

鶴見製作所が提供する製品は、多重板型、スクリュープレス型ですが、汚泥脱水機には他にも種類があります。下記のページでは、汚泥脱水機の種類をまとめていますので、気になる方は参考にしてください。

【目的別】
汚泥脱水機の種類まとめ

鶴見製作所の特徴まとめ

鶴見製作所の汚泥脱水機は、0.5%程度の低濃度汚泥でも直接処理できる性能を備えており、濃縮槽を経ずに効率よく固液分離が可能です。

そのため、水分が多くサラサラした低濃度汚泥が発生しやすい食品や飲料の製造現場に設置することで、より効率化やコスト削減が図れるでしょう。

汚泥脱水機導入にあたっては、自社の業界に合った製品を選ぶことで、効率化やコスト削減の効果を高められます。このサイトでは、業種別に適した汚泥脱水機を紹介しているのでぜひ参考にしてください。

業種別で選ぶ
おすすめ汚泥脱水機3選を見る

鶴見製作所の導入事例

目詰まりせず、
メンテナンスがほぼ不要

鶴見製作所の事例引用元:鶴見製作所公式HP
(https://www.tsurumipump.co.jp/projects/case/72.php)

食品加工工場の排水処理施設における余剰汚泥の脱水処理設備として、多重板型スクリュープレス脱水機 MDQ型を納入いたしました。 MDQ型脱水機は関連機器と制御盤をコンパクトに搭載したユニットで、低出力で設置工事が容易です。

また、目詰まりしない構造から、加圧浮上フロス等、含油汚泥の処理にも適しており、採用に至りました。納入後も脱水機本体が低速回転のため、低騒音、低振動で、日常のメンテナンスもほとんど不要と好評です。

鶴見製作所の会社概要

会社名 株式会社 鶴見製作所
所在地 大阪府大阪市鶴見区鶴見4-16-40
電話番号 06-6911-2355
公式URL https://www.tsurumipump.co.jp/
導入業種別 汚泥脱水機3選
多重板型スクリュープレス脱水機 MDシリーズ
画像引用元:鶴見製作所公式HP
(https://www.tsurumipump.co.jp/products/Water_Treatment_Equipment/detail/MDQ.php)
多重板型スクリュープレス脱水機
MDシリーズ
処理能力 3~216kgDS/h
全長 1,790~3,720mm

公式HPで特徴を
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鶴見製作所に
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画像引用元:東洋スクリーン公式HP
(https://www.toyoscreen.co.jp/product/?id=1488515606-682526&ca=7)
TS式ドラム型絞り脱水機
処理能力 要問合せ
全長 要問合せ

公式HPで特徴を
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東洋スクリーンに
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画像引用元:IHI公式HP
(https://www.ihi.co.jp/separator/products/decanter/mw.html)
スクリュウデカンタ形遠心分離機
HS-MW形
処理能力 3~120㎥/h
全長 1,550~6,240mm

公式HPで特徴を
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IHIに
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※1 参照元:鶴見製作所公式HP(https://www.tsurumipump.co.jp/products/Water_Treatment_Equipment/detail/MDQ.php)

※2:2025年8月調査時点:参照元:鶴見製作所公式HP(https://www.tsurumipump.co.jp/products/Dehydrators-Series/)

※3 参照元:東洋スクリーン公式HP(https://www.toyoscreen.co.jp/product/?p=1&ca=7)